« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月

十三夜

Img_7645 少しいびつな十三夜月の夜でした。月に照らされて子ウサギに道案内されているかのように山道を下り、絡まったHEARTのネックレスをほどいて首にかけ、彼(オーナー)が立てておいた赤ワインを手土産に秋の「風」(市内でソムリエ夫婦の友人が営むカフェ風)に吹かれてきました。

いつもは、おもてしをしてお客様をお迎えする立場の私達は、すっかりおもてなしを受けながら、お店の窓を開けていても暑すぎず、寒すぎず丁度良い風に気持ちもすっかり緩みながら、私達より少し早く到着して白ワインを開けてテーブルに並ぶご馳走を食べながら待っていてくれたのは、なんと玉原の途中にあるHRCのお客様にも沢山のファンを持つ、蕎麦「下山」さんのご夫妻でありました。久しぶりの再会に乾杯して、それからは、若きし頃のお酒にまつわる失態などなど話は尽きず、おまけに優しい香りのするSOUちゃんが打ってくれた繊細な新蕎麦や、お店のメニューには無いRIEちゃんのスペシャルおでんに舌鼓。時間が有っても足りないくらいの時間。後1本開けたら(ワイン)明日を元気に過ごすことが出来ないそこそこ年齢のいった私達3夫婦は、またの約束を交わしRIEちゃんの七変化を見ることも無く、少し大人なそしてとても贅沢な十三夜の夜でした。

ワインと共に、楽しさも、嬉しさも、穏かさも、寂しさも、哀しさも、切なさも少しずつ分け合えあえてHEARTが繫がった気がする完璧な真ん丸お月様が漆黒の空に浮かぶ前の十三夜の夜でした。

帰り道にもお迎えにきてくれたかのように子ウサギが道を先導してくれて、HRCに到着。家に入る前に少し空を仰ぎ、遠くに住む私の大切な人達も同じようにこの美しい十三夜を見ているかなぁと思い玉原の風に吹かれました。

Img_7649_2

すっかりと秋の風が吹き、ブナの森はまだ緑色をしていますが、森から聞こえる風に吹かれて揺れる葉っぱ達のメロディーは秋色です。今夜は十四番目の月。私の一番好きな月夜です。

love.  Y

| | コメント (9) | トラックバック (0)
|

秋の風

「しっとりとしたいい雨ですね。最近は東京にこういった雨が降らないんですよね。バシャバシャした雨が多くて・・東京の蒸し風呂状態の部屋でまだ寝ていたいのに暑くて起き上がらなくてはならない生活が嘘みたいに布団をしっかりかけて快眠できましたよ。」と朝食を召し上がりながらお客様と会話をし、窓の外のブナの森はしっとりと艶っぽい姿で連休の最終日を迎えてくれました。

Img_7641 チェックアウトの時間頃は、秋の風は雲を追い遣り太陽までもが顔を出してはくれましたがすでにあのギラギラとした灼熱の夏の太陽は遠い昔のようで、柔らかな日差しが見え隠れしてブナの森のまだ落ちないでくれている葉っぱに溜まった雨の雫が風に揺れては落ち揺れては落ちの繰り返しで,それはそれは美しいメロディを奏でて森はお客様をお見送りしてくれていました。そうこうしている内に秋の風が柔らかな太陽を雲で隠してしまいました。ダイニングの静けさと、秋の風が心に染み渡ります。

雪融けしたら会いに行くね。と約束を交わしてから二度目の雪融けも過ぎ、何度ものお誘いを断り続け、なかなか一緒に過ごす時間を果たせないでいた市内にあるソムリエ夫婦のマスター&RIEちゃんが営むカフェ風に昨夜遅くお詫びの気持ちで届けたRIEちゃんの好物の葡萄のお返しにと、RIEちゃんが私の手を握り締め「私の気持ち届きますか?」と別れてから開いた手の中には絡まったHEARTのネックレス。笑ったり、泣いたり、歌ったり、飲んだり、飲んだり、飲んだり、食べたりして、会話が弾み対話に花咲きすぎて夜が更けるのも忘れてしまうほどの仲なのですが、お互いに忙しくて?(めっきりお酒を飲まなくなったせいもありますが・・)タイミング合わないで一緒に過ごすことが出来ないことに痺れを切らし、先ほど風のマスターからお誘いの電話を切った後に、彼(オーナー)が自分のコレクションの赤ワインを立てたところを窺うと、今晩こそ久しぶりにお酒を飲んだら七変化の風のRIEちゃんに会いに行け、少しの時間だけ真面目なワイン会(この時間は実に真面目なんです。)から始まり、その後は風(RIEちゃん)任せの不真面目な、いえいえ有意義な夜になりそうです。今夜はいったいどんな秋の風が吹くのでしょうか??そして何よりも絡まったHEARTが元通りになることも願いつつ・・・

love.YImg_7644_2

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

September rainの夜

皆様大変ご無沙汰しております。

切り替えなくては切り替えなくてはと思いつつも、今年は、自然界に住む夏の画伯がとても頑張って限りなくまばゆい夏の絵を描き続けてくれて夏から秋の画伯へのバトンタッチをしてくれず、ようやくここ2日間冷え冷えとした感を味わいようやく本格的な秋に突入といった感じです。

Img_4306Img_4317

里山では、コスモスやススキそして稲穂が垂れ下がり、寒暖の差がなくてなかなか赤くなれないでいたりんご達も、少しずつではありますが赤みを帯び、秋の景色となって参りました。といいつつも、例年ではとっくに今頃ナナカマドや漆が真っ赤に描かれていて、気持ち的にもすっかり秋を自覚できているのですが、山の彩が濃くならず、9月も半ばを過ぎてしまいました。

Img_7593 どこか優しくてセンチメンタルなSeptember rainの今宵は風の歌と雨音だけをBGMに新たに用意しようとしている赤ワインを試飲しているせいか、酷暑だった夏を覚ましてくれているかのような気分になります。沢山収穫できた畑の夏野菜達に感謝し、私達の作る我がままご飯を喜んでくださったお客様方に感謝し、それでももっともっとあ~すればよかったなぁとか色々な反省と課題を残しながらも、なかなか夏とお別れできないでいた私もようやく夏から秋に切り替えが出来そうな気持ちとなりました。

皆様も酷暑だった夏の終わりそして季節の変わり目体調を崩しやすいのでお体ご自愛くださいませ。

love. YImg_7549

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »